馬刺と桜鍋を自宅で優雅に楽しむための食道楽至福の5ステップ



ステップ1:片付け


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どんな料理を楽しむにせよ、先ずは食事する空間を整えることが大切。

ごちゃごちゃと乱雑な空間では心から料理を味わい尽くすことができません。

テーブルの上に余計な物は置かず、可能であれば小物で演出したいところ。

「器は料理の着物」と魯山人は言いましたが、ならば「空間は器と料理の家」とも言えるでしょう。

あくまで料理を楽しむ空間があってこその器であり料理です。

と言ったところで何も高級料亭のような空間を目指せというわけでもありません。

和食であれば色を抑えたテーブルマットを一枚敷くだけでも器や箸置きがかなり見栄えします。

更に小さな一輪挿しでも置けばとても豊かな空間が演出できます。


ステップ2:器の準備(他サイトと共通)


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高価な食器が良いのではありません。

いかなる値段で手に入れたものであれ、気に入って使い込んだ食器こそがお宝なのです。

余程のこだわりを持つ骨董好きでもない限り、手頃な値段でも素敵な食器を数多く見い出せるものです。

百均の食器にだって素敵なものもあります。

料理と器の組み合わせは無限大。

日々楽しんでいればいずれ料理を作っている内に「この料理に使う器はあれしかない!」という具合になってきます。

先ずは手元にある皿でいろいろ楽しんでみましょう。


ステップ3:調理

馬刺の調理は極めて簡単。

真空パックに入っていますので取り出して切るだけです。

美しい断面にするためにも包丁は研いでおきたいところ。


ステップ4:盛り付け


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盛り付けも極めて大切な要素です。

盛り付けの善し悪しが料理を味を大きく左右します。

けれども、最初からは上手くいかないもの。

慣れてくるまでは何か参考になる写真を真似てみるのが良いでしょう。

その内に自分なりの型が出来てきます。

時に大胆に時に繊細にいろいろ楽しんでみましょう。


ステップ5:後は楽しむ


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後は自分のスタイルで料理を食べるだけ。

このようなことができるのも心の平穏があってこそ。

馬刺を肴にキリッと冷えた日本酒を飲むなど、ただそれだけでとても幸せなことです。

不幸や悩み事を抱えていてはこのような時間は決して持ち得ません。

人生で最も大切なものである心の平穏に乾杯。


おまけ:家で「みの家」風を楽しむ。


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その昔、江戸時代において馬肉は安価なカロリー源として庶民に愛されたそうです。

そんな江戸っ子の食習慣を今に伝えるのが東京森下にある「みの家」です。

下足番の男性から木札を渡されて奥へと進むと江戸の風情と粋を色濃く残した上がり座敷が現れます。

高級店のことはわかりませんが、庶民派の店ながらこのような空間と雰囲気で食事ができるのは「みの家」と「駒形どぜう」くらいでしょうか。

みの家の名物が桜鍋と呼ばれる馬肉を使ったすき焼き風の鍋ですが、この味を完全再現するのは無理にしても馬刺用の肉があれば江戸の風情に思いを馳せながら家で一杯やることはできます。

みの家の味に近づけるため、家ではすき焼きの割り下にテンメンジャンを加えると良いでしょう。

店と同様、白ねぎはぜひ用意したいところ。

問題は鍋ですが、こればかりは似た物を探すしかありません。

馬刺を買ったらぜひみの家風桜鍋にもチャレンジしてみて下さい。

みの家に行ったことがあろうがなかろうが、江戸の風情をダイレクトに舌に感じるとても優雅な時間が過ごせます。

間違ってもバラエティー番組を観ながら食べようなどとは思いませんが、池波正太郎の時代小説などとは最高にマッチします。

ぜひお試しあれ。



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