一番美味しい刺身はどれ？

世の中美味しいものは数々ありますが、どんなご馳走にせよ、新鮮な素材を生で頂くのが最も美味しくて最も贅沢なのではないでしょうか？

手の込んだ料理ももちろん美味しいですが、舌の喜びを通り越して心の底まで染み渡るような美味しさは

我々日本人であれば炊き立てのご飯や漬け物、味噌汁は別格として、料理であればお刺身が一番だと思います。

中でも私が日本全国あれこれ食べ歩いて最も美味しいと思ったお刺身が、魚であれば鯖（さば）、肉であれば馬刺です。

鯖は私たち日本人にとってとても身近な魚ですが、足が早い＝腐りやすいという特徴から刺身となると産地かよほどこだわった海鮮の店でしか味わうことができないのが残念です。

しかし、一旦鯖のお刺身を口に運ぶと脂の甘さが醸し出すあまりの美味しさに感嘆せずにはいられません。

もしも未経験であればぜひ一度食べてみて下さい。

馬刺し2

他方、馬刺は肉系の中では最も美味しい刺身だと思います。

もちろん牛刺や鳥刺も十分美味しいのですが、馬刺の特徴としては肉にコクがありながらもさっぱりしていてキレがあるというのが大きな特徴でしょう。

牛刺がマグロの刺身に似ているとすれば馬刺はカツオの刺身です。

コクとキレといえば何やらアサヒスーパードライの宣伝文句のようですが、馬刺はまさにこの両者のバランスを楽しめます。

真空パックされたものが販売されていますので、鯖の刺身に比べて家で手軽に楽しめるのも大きな特徴です。

最近はチェーンの居酒屋でも馬刺が気軽に楽しめますが、あの味を以て本当の馬刺とは思わない方が良いです。

店でよく見られる吹けば飛ぶような薄切りではなく少々厚めに切ったものをニンニク醤油でぜひ召し上がって頂きたいですね。

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