誰でも最初は初心者。
例え今はSM調教を楽しめるパートナーがいなくても、先ずは以下に紹介するアイテムを揃えることにより気分だけでもご主人様になったように錯覚することが極めて大切。
そうすれば、引き寄せの法則が勝手に働いて後は成るように成ります。
既にパートナーがいる場合においても、何かの参考になれば幸いです。
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麻縄 |
これがなくてはSMは始まらない。多くのM女が緊縛を好むので、アイテムと同時に緊縛技術の収得も必須。 |
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鞭(ムチ) |
責めや懲罰に鞭は必要。いろいろな種類があるが、先ずは持ち運びしやすい小型モデルから揃えると良い。SM初心者であれば、先ずは緊縛と鞭でたっぷりと責められ気分を味わわせてやろう。 |
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パドル |
多くのM女が大好きなお尻ペンペンその他に使う。平手打ちではこっちの掌まで痛くなってくるので途中から、あるいは最初からパドルを使うと良い。 |
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ポール |
分割可能ポールがあれば普通のラブホでも責めのバリエーションが一気に増えるので何かと重宝する。ぜひ揃えよう。プラスチック製品でも試したことがあるが、曲がったりして拘束感はイマイチ。やはりガチガチに拘束してこその責めである。ポールに使用する金具はコーナン等にて適当に見繕うべし。 |
アナルプラグ |
アナル調教とはパクチーのようなもので、好きか嫌いかにはっきりと趣向が分かれる。アナルプラグを日常的に使用させればM女に対して常に被虐気分を味わわせることができる。M女と全く普通の時間を過ごす場合においても会ったら先ずプラグをアナルに挿入するか、予め挿入させておこう。 |
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目隠し |
目隠しにより恐怖感を煽ると共に聴覚等が敏感になるので言葉責めの反応も違ってくる。耳元でたっぷりと責めてやろう。ムチ打ちで使用すればいつどこを打たれるのかわからなくなるので効果が倍増する。安物の目隠しは横がスケスケで効果半減。 |
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手錠 |
短時間でさっと拘束できて、簡単に解除できるという点において極めて重宝するアイテム。行為を中断することなく、事前も事後も無駄なロスタイムが発生しないのが良い。セックスをする場合にもただ後ろ手に手錠を掛けるだけでとたんにSMチックになる。注意が必要なのは、必ず本格的なものではなく鍵なしで解除できるタイプを購入すべし。 |
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電マ |
M字開脚拘束で失神するまで責めるのが楽しい。経験上、「今までイッとことがないんです」というM女も執拗な電マ責めにより簡単にイクようになることが多い。値段も決して高くないので、直ぐに壊れてしまうローターを買うくらいなら最初から電マを買った方が良い。アタッチメントを装着すれば電動バイブとしても使えるので一本あれば重宝する。 |
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セクシー下着 |
直接責めに使うものではないが、エロ下着やエロコスチュームを嫌いな男はいないだろう。自分好みの下着を履かせて楽しもう。 |
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ロウソク |
後片付けが面倒という理由により私的にはあまり仕様しないが、SMを象徴するアイテムでもあるので敬意を表して十位に入れておいた。M度の高い女性にはわざわざ高いSM用の低温タイプを買う必要はない。 |
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「引き寄せの法則」関連の本 |
もしパートナーがいないのであれば一冊読んでみることを強く薦めます。 「原因と結果の法則」が定番 |
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広角デジタルカメラ |
主(あるじ)として素敵な愛奴の姿は記念に残しておきたいもの。スマホも手軽でいいのだが、SMは室内撮影がメインなので広角レンズのカメラが重宝する。買うなら28mm以下が良い。38mm以上のモデルになると全身撮影は厳しくなるので選んではならない。野外露出撮影において周囲やギャラリーまでしっかり写すことができるという意味においても広角機をセレクトすべき。 |
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緊縛DVD |
SM調教において緊縛技術は必須課題。昔は手順のわかりにくい書籍に頼るしかなく何かと苦労したものだが、途切れることなく一連の手順を確認できるレッスンDVDによる学習は初心者にとって最も効果的。繰り返しチェックして手順を頭に叩き込むことがベテランへの第一歩。 |
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肘掛け椅子 |
プライベート・ダンジョンは全てのS男の憧れであるが、決して簡単に実現するものではない。そこで、この肘掛け椅子一つ部屋に置くだけで、ダンジョンとまではいかずとも責め部屋と呼べる程度にはなる。特にM字開脚拘束において無類の効力を発揮するのはSM作品で目にしたこともあるはず。一人暮らしならばぜひ揃えたいアイテム。座椅子タイプならひっくり返して後ろからの責めや三角木馬責め等にも使える。来客時に違和感がない程度に縄通しを取り付けたり等その他いろいろ工夫して使おう。 |
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拘束グッズ |
M女拘束の基本はあくまで麻縄であるが、時にその他のボンテージグッズも新鮮である。緊縛初心者においては補助的に用いるのもいいだろう。責め手の目の楽しみにもなれば、コルセットなどはそれ事態が一つの責めにもなる。 |
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緊縛と書いてキンバクと読む。
英訳は「string bondage」。
一般人にSMのイメージを問えば概ね緊縛、蝋燭、鞭という答えが返ってくるが、
その中でも緊縛はSMの代名詞的存在である。
緊縛は責めの中でもそれ自体一つの分野として完全に確立しており、
この分野を中心的に行う人々のことを特に緊縛師と呼ぶ。
日本でこれほどまでに緊縛美が熟成されたのは、その歴史的背景と大いに関係がある。
罪人や捕虜、奴隷を拘束する際、欧州諸国ではそれ専用の拘束具を用い、
時に拷問具や処刑具に発展していったという経緯があるそうだが、
遠く離れた島国である日本はなかなかそれらの文化が輸入されず、
また、長期間に及ぶ鎖国の影響もあり、
拘束は縄、拷問は竹刀、処刑は刀という、
欧州諸国と比べれば極めて原始的な手法が近代まで行われていた。
しかし、そのことが結果として独自の緊縛美などを派生させる原因ともなった。
緊縛術が広く確立されたのは江戸時代で、
今でも専門書で当時の指南書の中身を知ることが出来る。
番所の役人による罪人の拘束が専らの目的であり、
当初は胴に数回巻くといった極めてシンプルな方法であったが、
忍者などによる縄抜けの術に対抗するため次第に複雑な緊縛法が考案されることとなり、
それがそのまま今日の緊縛のルーツにもなっている。
特殊部隊のルーツとして忍者は内外問わず専門家からマニアまで幅広い関心を集めているが、
今日の和製SMに大きく寄与したという点は意外であり興味深い。
それら緊縛法は当時の手法そのままに伝承されているものもあれば、
時に芸術性が加味されて現在に至っているものも少なくなく、
中でも亀甲縛りなどはその典例と言える。
緊縛といえば麻縄を使うのが通常だが、
専門家によると7mm7mという寸法のものが最も一般的なサイズとされている。
一昔前まではどこの雑貨屋の軒先でもこのタイプの麻縄が束ねて吊られている光景を目にすることができたそうだ。
当時の人々が手っ取り早く折檻にこの麻縄を使ったという慣行を正統派の緊縛師が今も尊重しているということなのだろうが、
実際に女体を縛ってみると7mという長さは実に絶妙ではある。
今日でも麻縄は切り売りで販売されているが、こだわりたい人は7mに切ってもらうといい。
正統派からすれば邪道になるが、その他手首足首用に短いものを数本揃えておくと便利に思われる。
ただし、市販されている麻縄は概ね固く、また、毛羽も多いため、
かなりの期間を使い込まないと肌にしっくり馴染まない。
よって、初めからSM用の麻縄を買うのもいいだろう。
ただし、女性の中にはゴツゴツした麻縄や荒縄を好む場合もあるので、
こればかりは好みの問題でもある。
具体的な緊縛法はその手の本に譲るとして、名称のみを一応列挙しておく。
・手首縛り
・両手首縛り
・後頭両手縛り
・後高手小手縛り
・亀甲縛り
・桃縛り
・直立不動一本縛り
・椅子上M字開脚縛り
・後高手小手首輪一本縛り
・椅子上後背縛り
・肛門晒し縛り
・開脚長棒固定縛り
・吊り縄縛り
・後高手小手縛り吊り
・片足吊り
・髪縛り
・後合掌縛り
・狸縛り
・両足縛り
注1:これらの名称は絶対的なものではなく、同じ縛り方でも複数の名称を持つ場合がある。
注2:もちろんこれが全てのバリエーションではない。
M女性の大方は緊縛を好む。
私は縛る側なのでその快感について語ることはできないが、あの拘束感がいいらしい。
彼女たちの多くは、不自由にされることそれ自体が同時に解放されるということでもあり、
その結果精神的に安定し満たされるという側面も持つ。
(この「不自由」という言葉はSMにとって非常に重要なキーワードであると私は思う。
話が逸れるのでここでは書かないが、覚えておかなければならない。)
中には縄酔いと呼ばれる状態に陥り、
ただ緊縛しただけでエクスタシーを得る女性も少なくなく、時に彼女たちは失神する。
緊縛はただそれだけでも独立したプレイだが、
鞭打ち、蝋燭、その他様々な責めと組み合わせが可能なのは言うまでもない。
緊縛の後には女体に美しい縄目が刻まれるが、
時にそれを早く消したい場合にはマッサージや入浴で血の巡りをよくしてやるのが有効である。
麻縄の代わりにソフトロープやただのロープを使っている人をよく見かけるが、私はお薦めしない。
ただし、撮影などを主眼に置くならばカラフルなソフトロープは新鮮だ。
緊縛をマスターしたいのなら、その手の本を一冊買うのが手っ取り早い。
それらは少し大きめのアダルト書店で簡単に手に入れることができる。
練習台になってくれる女性が必要だが、そこは各自で何とかしよう。
どうしても相手が見つからないようなら人形を使ってもいい。
スケールこそ違うが、それなりに実際の手順を感じ取ることができるだろう。
あるいは、同士で集まってお互いに練習するのも有効だ。
緊縛は女性をエクスタシーと解放の世界へ誘うと共に、我々男性をも視覚的に充分満たしてくれる。
他との組み合わせを考えない場合、緊縛を施した後はゆっくりと眺めるに限る。
私など、時に酒を飲みながら眺めることもある。
血液の循環に支障をきたすような緊縛でなければ長時間楽しむことができる。
ただし、さるぐつわや口枷を同時に行う場合、
予めタップ(ギブアップ)のサインを決めておかなければならない。
吊しの項目でも述べるが、天井補強や滑車その他の垂直負荷設備があれば
緊縛のバリエーションが格段に増す。
これは言い換えれば、垂直負荷設備がなければ緊縛を楽しみ尽くせないということでもある。
垂直負荷設備、要するにプライベートダンジョンを手に入れることはこの世界に住む男性にとって一種のステイタスでもあるが、
本格的なものになると家の新改築にまで範囲が及ぶため、この点は各自で創意工夫されたい。
緊縛はSMの基本中の基本である。
マニアックな責めに走る前に、まず一度は通るべき道だと私は思う。