宝塚歌劇
俺は今まで宝塚歌劇には全くと言っていいほど興味がなかったのだが、先日、阪急電車の車内吊り広告にて「雪組公演:るろうに剣心」なるものが目に付いて、人生初めて興味を覚えた。
阪急電車の宝塚歌劇広告は沿線住民にとっては見慣れたものであり、今までベルバラやら何やらと散々目にしてきたが、今回のるろうに剣心で初めて「チケットいくらやろ?」とまじまじと広告を見た。
が、値段は載ってないのだな。一階S席12,000円、二回A席8,000円くらいと察するが、どうだろう?
俺のような宝塚興味なし男でもこうやって興味を持つのだから、るろうに剣心とはいいところに目を付けたものだ。
おそらくは大ヒット公演になるだろう。
値段が手頃で容易に手に入るようなら久しぶりに宝塚まで行ってみようか。
宝塚のちょっと手前の清荒神、いわゆる「こうじんさん」にはちょくちょくお参りに行くのだが、宝塚に行ったのは二十歳頃にワウホールで観たのが最後だ。
ワウホールとは宝塚大劇場の隣にある小規模劇場で、割安で宝塚の世界に触れることができる。
以来全く行っていないということは、少なくとも当時の俺にとって宝塚の世界はあまり魅力的でなかったようだ。
とはいえ、時折阪急宝塚線や神戸線でおそらくは劇団員か宝塚の生徒だと思われるショートヘアが恐ろしく似合った中性的な麗人のグループに遭遇すると、周囲を圧倒するオーラを放っている。
舞台ならまだしも、現実的な日常空間で彼女たちを目にすれば、そこだけまるで異世界のようだ。
それほどまでに目立ちまくっており、車内中が彼女たちに釘付けになる。
最も、先方も慣れたもので、そんな周囲からの刺さるような視線などどこ吹く風で楽しくお喋りをしている。
女性が夢中になるのも無理はないな、と思う。
まあ、とりあえずはチケットの値段を調べてみるとしよう。