山怪
「山怪」という本が読みたいのだが、なかなかkindleの購入ボタンを押せないでいる。
というのも、俺は毎年一度は人里離れた山奥で一人星空を眺めながら寝るので、その時に本の内容を思い出すのは危険だからだ。
自然に包まれた野宿は本当に楽しいのだが、唯一の楽しくない例外が怪奇現象である。ひとたびこれが発生すると夜明けまでの時間が文字通り地獄になる。
実際、夜中には得体の知れない音がよく鳴るのだ。
聞こえていても聞こえていない、あるいは、どうせ何かの野生動物だろ...そんな心持ちで受け流すことができれば別にどうってことはないのだが、その音がトリガーとなって次々考えてはならない方面のことを考えてしまう、ということもままある。
一旦そうなるとなかなか思考を修正できず、辺りの真っ暗闇は恐怖以外の何ものでもない。
俺の野宿はランタンさえ装備しないので、焚き火が消えたら月明かりがあるのみ。
そういうわけで山怪はトリガーを誘発してしまう極めて危険な一冊なのだ。
だからずっと買えずにいる。
かといってバリバリのホラー系ではなく、レビューによればマタギの不思議話であったりと現代の遠野物語風のようで、そこがまさに気になる点でもあるのだが。
ちなみに、俺がずっと以前から山怪を欲しいリストに入れているせいなのか、kindleのトップページにおいて・・・・様におすすめの一冊「赤いヤッケの男」の不気味な表紙絵がしばしば表示される。
これ、タイトルからして完全にホラーやろ?
俺がこんな本を絶対に買うわけがない。
正直これ表示されるたびにうざいんだが、Amazonさん。
さて、連休の始まりだ。
とりあえず初日は京都で青山繁治氏の講演を聞いてからそのまま夜の街へ一人出かけるつもり。
寿司か中華か、はたまた粉もんか?あまり知られていない事実だが、京都は大阪に負けず劣らず粉もん文化の成熟した街である。
次回更新はGW明け9日の予定。