アジアン・フェア SM調教

昨日、梅田の街を歩いていたら阪急百貨店にて行われているアジアン・フェアなる広告が目に入った。

何でもアジア雑貨に加えてフードコートではアジアのあちこちのB級グルメを満喫できるらしい。

広告写真の中で俺が特に気になったのは胡椒餅だ。

台湾ではお馴染みの一品で、百花繚乱の感がある台湾屋台グルメの中でも間違いなくベスト3に入る、と主張しても誰も文句はないだろう。

そんなメジャーな一品だ。

日本風に言えば甘辛く味付けされた粗挽きの豚肉やら野菜やらがたっぷり詰まった焼き饅頭である。

とても安く、とても美味しい。

毎回台湾に行けば必ず口にするが、この品には難点が一つあって、やたらと腹持ちがいいのだ。

女性ならこれ一個で十分朝飯や昼飯として成立する。

腹持ちがいいというのは本来歓迎すべきことなのだが、こと旅先に限って言えば、ちょっと事情が違ってくる。

やはりその土地ならではの未知の味をいろいろ食べてみたいではないか。

よって、「胡椒餅は食べたいが、他にも食べたいものがあり過ぎる...」

旅先ではそんな微妙な立ち位置の一品だ。

前置きが長くなったが、それが日本で食べられるのならこれ程ありがたいこともない。

遠慮なく胡椒餅で満腹になってやる。

というわけでアジアン・フェアの広告が目に入るなり阪急百貨店の催し会場へと直行した。

週末とあって凄い人だかりだった。

中でもマンゴーかき氷にたくさんの女子が並んでいる。

混雑をかき分けて目当ての店に行くと「お持ち帰りはできません」という文字がまず目に入った。

3個持ち帰ってビールと共に楽しむ予定が狂った。

それでもやはり食べたい。

値段を見れば一個420円とある。

高いな!

向こうではせいぜい100円ちょっとだ。

まあ、割高なのは往復の手間賃と考えて1個食べてみた。

不味くはないが、何か微妙に違う。

こういう百貨店の催しで食事をするのは初めてのことだが、まあ、こんなものか...と思いつつ別の店で上海水煮餅(言うならば焼き小籠包)も食べてみたが、こっちはかなり現地の味に近かった。

これも高かったけどな。

やはりこういう催事よりも遙かに面白いのは現地の人が店を出して現地の味を提供してくれているところだ。

会場でパッタイ(タイ焼きそば)などを食べている人は10分も歩けば本場の味の店があることを知らないのだろう。

中でも俺が今はまっているのが中崎町にあるタイ料理busabaとラ・ランテルナ・ジェノバだ。

前者は本場のガパオライスやカオマンガイ等を食べさせてくれるし、後者はジェノバ人が作るジェノバ料理の専門店だ。

ジェノバといえばバジルパスタだが、これが旨い。

この場合、現地人が作っているというのが必須で、日本人のコックであれば俺は行ったりしない。

味が日本人向けに調整されておらず現地そのままだと尚良しだ。

アジアン・フェアも楽しいだろうが、俺はこういう店こそ勧めたい。

 

 

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