大ラジカセ展
昨日、定期巡回にてジュンク堂茶屋町店及びloftその他に行って来た。
例によっていくつかの発見があったが、昨日はloftで行われていた「大ラジカセ展」にて懐かしくも新鮮な感動を味わってきた。
「大ラジカセ展」とは巨大なラジカセばかりを集めたラジカセ展という意味ではなく、巨大ラジカセのコーナーもあるのだが、とにかく昔のラジカセをずらっと並べた展示会である。
俺にとってラジカセはあまりに普通のモノであったので、そもそもラジカセが芸術的鑑賞の対象になるということ自体が新鮮な感動だった。
「展示物には手を触れないで下さい」とあり、完全にアート作品のような扱いだ。
ずらっと並んだそれらを見ると、確かにいろいろな顔があって面白い。
残念ながら俺が愛用していたラジカセはなかったが、そこにあるのは当時どこの家でも普通に存在したラジカセたちであり、CDの登場でゴミとして捨てられた運命のラジカセも今ではこうして収集家まで登場しているのだ。
俺の世代、ラジカセは必須アイテムであり、今で言えばスマホ並になくてはならない存在だった。
そんな当時の甘酸っぱい青春のあれこれを思い出させるに十分な展示群だ。
まさか君たちがアートになろうとはな。
更に驚いたのはイマドキのミュージシャンの中にはわざわざカセットで新譜を発売する例も増えているらしい。
レコードが人気急上昇で、レコード針の生産が追いつかない、そんな話は聞いたことがあるが、まさかカセットまで復活するとは
驚きだ。
なぜにカセットまで?
レトロ感か?
リアルタイムでCD移行を体験した俺にとっては理解し難いものがある。
それとも何か、カセットはカセットでも、デジタル仕様のカセットのことか?いずれにせよ、イジェクトボタン押してカセット挿入して再生ボタン...というのはレコード同様、「俺、今から音楽聴きます!」といった少し面倒を感じつつもどこか儀式めいたものがある。
フィルム写真同様、デジタルがあまりに便利になり過ぎた反動でこのような懐古現象が起こるのということなのか。
映画の世界でも最近はフィルム撮影らしいしな。
映像のデジタル化を一気に加速したSTARWARSさえ最新作はフィルムで撮影された。
こういう流れが続くのであれば、いずれ人と人との繋がりもアナログ的なものに回帰していくのか?
今のところその気配は全くないようだが。